12月24日散歩の途中に見かけた。
イブのケーキを抱えた若いお母さんが子犬を連れてマンションの
エントランスに向かう・・・。子供たちにとっては「冬休み」と「プレゼント、ケーキ」
が一緒に来る嬉しい日の一つなのだろう。
子供が小さいころイブに家族と一緒にケーキを食べる機会が少なかったように
思う。家庭的な父親ではなかったということ。
・・・そういう風に家内にも言われてみれば返す言葉がない。
今は孫たちの欲しいというプレゼントを用意して冬休みを楽しみにしている自分
である。
昭和40年代、勤務地が池袋、渋谷を経て銀座へ移ったころ、地階には銀巴里、
向かいには資生堂パーラー、銀座祭りが大通りを埋め尽くす活気にあふれてい
た頃。
12月年末の仕事に終われて、退社の時刻には銀座は既にネオンの街に変わ
っている。イブに限らず土曜半休以外は家族一緒にケーキを食べることは少な
かった。
二人だけのイブの話題にしよう・・・と岩波新書「サンタクロースの大旅行」を
読んだのは多少時間の余裕が取れる年代になってのこと。
赤い服のサンタはアメリカのコカコーラ社の宣伝ポスターが最初、昔の北欧の
クリスマス挿絵は子豚が主役とか・・・。
圧巻はフィンランド郵便局で扱ったサンタへの手紙は世界中で日本が2番目に
ランクされるという。キリスト教の国を差し置いて・・・・。
写真はコカコーラ社のサンタクロース
遅ればせながら、今晩家内に教えようかな。
赤い丸ポストが多くある街、自慢ともいえないが話題の一つを持つようになった
のはそう古いことではない。
ことの初めはブログ仲間 golfさんの「小平の方丈記」で初めに取り上げた話題
が「小平には多くの赤い丸ポストがある」という記事である。
その後ルネ小平前の大きな丸ポスト設置や、ふるさと村前の古い丸ポストが現
れて、時折丸い赤ポストを意識するようになっている。
先日、スペイン旅行で立ち寄ったセゴビアの町で見かけたのが「黄色いポスト」。
セゴビアの旧市街地にはローマ時代の水道橋が700メートルに亘り保存され、
古代ローマの名残を残している。その巨大な構築物をどのようにして作り上げ
たのかを思うだけでただ驚くばかりである。
その街の片隅に黄色いポストを見つけ、わざわざ写真を撮るのは小平人だけ
かもしれない。
お宝になりそうなスナップ写真発見。
サッカー日本代表新メンバーにFC東京の武藤選手選出を電話口の孫
と話していると、「あの時サインもらったよ・・・」と。
早速この春休みに天神のグランドでサインをもらいに行った写真を見直すと
件の武藤君が写っているではないか。
早速浦安の娘にOnedriveに8枚アップしたことを伝えたところだ。...
大きなデジカメ写真を小分けにしてメールで送ることはない。
クラウドは便利だ。
武藤選手に頑張ってもらってこのスナップ写真が孫のお宝になってくれることを
願うばかりだ・・・。
先ずは形から・・・・。
ブログを再開するからには「ブログのタイトル」をはじめ「スキン」諸々目に見える
ところから変える。
眠っていた変身願望が目覚め、夜なべして変身第1号を書いている。
先ずブログタイトルの「珈琲哲学」はお付き合いの長い方なら耳にタコとは思いま
すが私の地域デビューになる公民館の「コーヒー講座」参加にまつわる話となる。
かれこれ20年前のコーヒー講座のサブタイトルが「珈琲哲学」。
爾来、無趣味な私にとってはコーヒーが唯一の生活の伴走者となっている。
寺田寅彦の「コーヒー哲学序説」のコーヒーが「珈琲」でないのが気に入らないも
のの、大正ロマンの香り中で銀座のコーヒーを語る寅彦のエッセーはいま読み返
しても面白い。
・・・というよりタイムスリップさせられる面白さがある。「銀座風月堂」でコーヒーを
飲むのが楽しみだったとか・・・。
そんなことで、ブログタイトルを「珈琲哲学」とさせていただいた。
モニターの先に私が淹れたコーヒーを飲みながら向き合っている貴方。
そのコーヒーは永田珈琲の「今月の香り」です。
それではまた。
2年半もブログの更新をしないと再開は気が重い。
ましてブログ仲間に技術情報を提供するつもりで始めただけにタイトルも
古めかしい。そこでブログタイトルの変更を前提に兎も角今日の記事を挙げよう
と古い記事を読んでいると2007年1月に「気まぐれ日記」と題するniftyのココ
ログに書いた一文を引用してこのブログを復活させることにした。
自分に言い聞かせるつもりで以下コピペする。
今週のエコノミストに ’消費を変える「ブログな毎日」‘と題した記事が載って
いる。筆者「野村尚矢」が消費行動と現在のブログブームを関係付けて書い
ているのだが、その中に今私のシニア仲間にブログが徐々に広まってい
く理由の一つを見たような気がする。
記事の一部を抜粋すると、
バブル時代は「毎日がお祭り騒ぎで明日のことなど考えたくも無かった」。
バブル後は「毎日がつまらなくて、不安で、明日のことなど考えられなくなっ
た」。
そして、バブルの酸いも甘いも経験した今は「毎日が大切で、その毎日の
積み重ねこそが豊かさにつながる。」
と思うようになったのではないか。
実際にブログを書く人も、他人のブログを読むだけの人もいるが、
日々のちょっとした出来事や感じたことを大切にしたいと考え、そこに精神
的な豊かさを感じている。
また、こんな趣旨のことも書いてある。
他人に読んでもらうことが前提である以上、毎日同じことを書くわけにはい
かず。おのずと書く内容を意識した行動をするようになる・・・と。
改めてブログビギナーの気持ちで